どこにいってもヲタク

ジャニーズもLDHも好きなものは好きです

後ろ姿すらイケメンな彼の話

今日は敬浩の話をしようと思う。TAKAHIROと表記した方がいいんだろうか……字数的に見やすいのでこっちで書くか。

私はLDH関係のLIVEでは多ステ推奨派だ。私自信も多ステしているし、何度行っても楽しい。そして多ステがいなければあの動員数にはならない(LDHの闇…)。

チケットも割と簡単に手に入る。きちんと考えて申し込めばFCで7割は確保できるし、mobile枠でも当たったことあるし(ただし良席ではない)、ローチケを始めとした多くのチケット関連の会社で販売されてるのがLDHのLIVEだ。

会場に行くと感じるが、ガチなEXILEファンも多いものの、なんとなーくEXILEのLIVE見にきましたみたいな人も多い(見かけで判断するのは良くないけどね。私もTシャツとか着ないからそういう風に見えてると思うけどね)。

何を隠そう私は根っからの敬浩ヲタクだ。2章からのファンだし、三代目やGENEの追っかけ的なこともしているが、結局戻るところは敬浩だ。櫻井翔と比べるとどっち?とよく聞かれるが、そこは決められない(そこは敬浩じゃないんかい)。どっちも重たい愛に溢れてるし、ジャンルが違う。翔ちゃんはアイドルで、敬浩はアーティストだもの。ケーキと焼き肉を比べてるようなものだ(わかりにくい例え)。

敬浩への想いが強くなったのは、2010年のVICTORYというツアーで初めて敬浩の歌を聴いたことが大きなキッカケだ。当時の私は高校生。親が熱狂的な篤志ファンであり、前年に嵐のコンサートに行ってから、篤志に会う!!!と言い始め、初めてチケットを取った。初参戦ということもあり、多ステしようなんていう概念もなかったため前日にグッズだけ買いに行った。

その時に聴いた、敬浩の歌声に心底惚れたのだ。


”きっと運命で 僕らは結ばれるよね”


SUMMER TIME LOVEの一節。別に今考えるとなんてことないことだった。リハーサルの音漏れが偶然聴こえただけ。他の歌だってずっと歌ってた。

しかし、私にとってはあの瞬間がすごく運命的なものだった。周りの音がなにも聞こえなくて、初めて買ったEXILEのグッズを持って、スタジアムから立ち去ろうとした私の耳に偶然なのか必然なのかわからないくらいはっきり入ってきた彼の歌声。そして意味深な歌詞。




…………そう、この時私は沼にハマった。

この人が運命の人だ…!なんて高校生らしいお花畑モードに脳内が切り替わり、完全に敬浩が白馬の王子様と化した。

次の日のLIVEも全然近い席でもなかったけど、双眼鏡を片手に王子様のみを見ていた(たまに篤志も見た。生で見た篤志は、めちゃめちゃ篤志だった←なんだそりゃ)。

ハマってしまった沼からは抜け出せず、後夜祭も行ったしFCにも入会した。次年度のTOWは地元だけだが全ステしたし、理想の王子様像を敬浩と重ねて数年が経った。


TRIBEのTOWだろうか……敬浩という人間を普通に見れるようになったのは。この時初めて敬浩を数メートルという距離感で見ることができた。スタンド最前が当たったのだ(しかも自分名義)。



しかしここから、私と敬浩のすれ違う日々が始まった…

トロッコは反時計周りに外周を回った。三代目や二代目のメンバーは呼べばこっちを向いてくれた(当時は臣くんのことを登坂くーーんと呼んでいたんだけど、なぜか今市くんにガン見されたのでとりあえず笑顔で手を振っておいた。直人さんは誰も呼んでなかったので可哀想だと思って呼んだらバッチリ目があって気まずかったのを覚えている)。

そして肝心のEXILEメンバーのトロッコが、目の前に。震える手を握りしめて彼の名前を呼んだ………






が、見事に背中を向けられた(敬浩はアリーナ側に手を振ってました。篤志は会釈してくれました、ありがとう)。

この時のTOWでトロッコを初めて導入したため、乗ったのは登場の時と退場の時だけ(しかも退場の時は半周ずつしかしなかった+篤志側だったので敬浩を近くで見れたのは一回のみ)。

しかしながら、双眼鏡で見ていた人をこんなに近くで見れるなんて…!と感動していた私。後ろ姿もすごくかっこいい。本当に抱きつきたくなる背中No.1ですよ、はい。

次の年から何故か私名義のチケットは基本的にアリーナ席もしくはスタンド三列以内しか当選しなくなった(電子チケットで確保するようになったこと、もしくは18歳を越えたからというのが主な理由だと考えられる)。

アリーナ席が当たるときはA~Cブロック(前の方)ではなく、後ろにあるバクステもしくはトロッコが止まる位置が当たる。つまり彼らがファンを舐め回すように見ている位置が当たっていた。

何度も敬浩は私の目の前を通った。しかし彼はタイミングを読んでいるかのごとく、私に背中を向ける。

他のメンバーはほぼ目が合う。なのに敬浩とは合わない。むしろ正面の姿すら、ほとんど見たことがない(私は篤志運と直人運、今市運あたりが強いのでそこらへんのメンバーは私を見るとニヤケる、これはガチな話だ)。

篤志が不参加だったTRIBEツアーではサブステ最前のアリーナ席を当てた。しかも今市くんがwedding bellをご夫婦に歌ったところのサブステだ(この通り、今市運が強い。三代目のツアーは必ず今市くん側が当たる。私は臣くん派なのに…)。


そしてついに私にとっての勝負曲、敬浩ソロでのGLORIAが始まった(敬浩のソロでの初カバー曲。本当に敬浩の声と合っていて最高なのでYouTubeとかで検索してほしい)。外周花道を敬浩が移動しながら歌うという演出。

目の前にまた現れた、敬浩(私の王子様)。サブステに止まり、サビを熱唱してくれた。








………あ、それだけです。こっち向いたとか全然ありません。普通にカメラだけ見て彼は去っていきました(爆)

もともとファンをあまり見ない人なので仕方ない、ということにした(なにより他のTRIBEメンバーとはバッチリ目があったしね☆直己とブルちゃんとは会話までしたしね☆☆世界くんには24WOULDの時に踊ってたら、イイね!!!って指さされたしね☆☆☆)。

近くて本当にこの公演は楽しかった……(あとで調べたらこの席は転売したら30万円になったという事実を知り、親と高笑いをした)。

そして去年のEXILE単独ツアー。久しぶりのEXILE単独にワクワクしてたし、篤志と歌う敬浩が一番大好きなので喜びしかなかった。

何度か入った後に、地元公演最終日の私名義のチケットが届いた。最初に入ったときに、入りたい!と本気で思ったアリーナのブロックが届き、泣いた(むしろ初めて入った公演で篤志と敬浩が並んで歌っているのを見て号泣した)。

花道横、トロッコ最前という最高のブロックの席(隣にコンサートスタッフのブロックがあったので、演出指示とか生で見れて感動した…この席も最高だった…)。目の前はかわいい小学生の男の子とお母さんっていう癒し。しかしながら同じブロックにマナー違反しまくるバカなファンがいたのでボールやフリスビーは華麗にスルーされた(私は物はいらない派なので全然OK。目の前の小学生にスタッフさんがメンディーのサインボールあげてたけどね、普通におめでと~!と喜んでしまった)。

前述した通り、私はボールやフリスビーは求めていない。物より思い出がほしい。敬浩と目が合った、という思い出がほしいのだ。

今までのコンサートと比べて、何倍も敬浩は目の前に来た。それほど良席だったのだ。










だが、彼は背中を向けてくる。神様のイタズラだとしたら、神様はイタズラをしすぎているレベルだ。

その後に友人に連れて行ってもらった席はなんとアリーナAブロック最前。吐きそうだった。誰も目の前にいない、遮るものもないもない(カメラさんはガッツリ通るけど)。友達は徹夜して敬浩の名前入りのタオルを持参。私も一緒に振った。



が、ここでも華麗なるスルー。

いや…ちら見はされました。俺のファンがいるな、しめしめ…的な顔してましたもん。ファンサくれないけど。





神様(というか敬浩本人)、イタズラしすぎやろ……

追っかけるこっちがしんどいわ…何故相手をしてくれないんだ…(泣)


多分ここ数年のファンの誰よりも私は敬浩の背中を見ている(自慢にならないけど)。そしてそのかっこよさも誰より知っているつもりだ。

後ろ姿ばかりだけど、敬浩はイケメンだ。好きだ。むしろ振り向かないから好きなのかもしれない。相手をしなくても離れていかないということがバレてるからかもしれない(深読みしすぎて末期)。

それでも私は叫び続ける、振り向かない敬浩の背中に。




つまり、敬浩という沼から抜け出せないっていう話でした。